大腸がん検診の検査の流れを解説。大腸がん検診で早期発見・早期治療を。

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大腸がん検診って何するの?|検査の流れ|加齢に伴い増える大腸がん、適切な検診で早期発見しましょう

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わが国では、年間約8万人が新たに大腸がんにかかっています。がんの部位別では、大腸がんの患者数は男性で第2位、女性では第1位です。患者数増加の一因は、食生活の欧米化や運動不足。しかも、大腸がんは高齢者ほど罹患率が高くなるため、今後もさらなる増加が予想されます。大腸がんは、適切な検診を受けることによって早期に発見できます。大腸がんの発見が遅れてQOL(生活の質)を落とすことのないよう、40歳を迎えたら定期的に大腸がん検診を受けましょう。

大腸がん検診の流れ

検査前日

水分(水、茶、スポーツドリンク)を努めて多く摂り、食事は消化がよく、大腸に残らない食品を、朝・昼・晩きちんと摂ります。夕食は夜9時までに済ませ、その後、処方された下剤を服用します。

検査当日の朝

検査の7時間前に、胃腸運動を活発にして吐き気を抑える薬を服用します。さらにその1時間後から、1.8リットルの水に溶かした検査前処置用下剤を1〜2時間かけて数回に分けて飲みます(早朝の場合、検査4時間前からでも可)。腸から吸収されませんので、同量の水を飲むのと比較するとかなり楽に服用できます。服用から約1時間たつと排便が頻回になりますが、2時間ほどすれば落ち着いてきます。

※希望により来院の上、下剤を飲むことも可能です。

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step1:来院・受付

下剤の効果が落ち着いたら、検査30分前までに来院し、受付を済ませます。(検査中に軽い鎮静剤を使用するため、自分で車を運転しての来院は避けます。)最終排便の性状チェックを行い、検査が正しく行える状態かを判断し(5〜8回の排便により、便の性状が透明で黄色の水様になれば検査が可能です)、検査着に着替え特別待合室で待機します。   写真

step2:検査

左脇を下にして、ひざを少し曲げた状態でベッドに横になります。緊張を解くため、ららぽーと横浜クリニックでは軽い鎮静剤を使用します。直腸診に続き、肛門から直径約13mmの内視鏡を入れ、5分ほどかけて大腸の一番奥まで挿入します。引き抜く際には、少しずつ空気を入れながら、10分間くらいかけて腸内をじっくり観察します。検査に要する時間は、腸の長さや形状により個人差があります。もしも、腸の粘膜に異常な発赤や盛り上がりなど、がんを疑う病変やポリープが見つかれば、特殊光や色素で精密診断し、内視鏡で生検(組織採取)したり切除したりできます。

※検査後は、1時間程度休みます。
※ポリープの生検・治療は、検査と同時に行う施設とそうでない施設があるので、事前に確認が必要です。また、検査説明についても、内視鏡検査中にその検査画像を医師と一緒に見ながら説明受けられるかどうかも施設により違いますので、検査予約時に合わせて確認しましょう。

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ワンポイント

大腸内視鏡検査では、先端に小型カメラがついたチューブを肛門から挿入し、モニターに写し出された画像によって大腸内部を観察します。検査前は下剤を十分に用い、腸内を完全に空にすることが重要です。内視鏡検査の最大の利点は、疑わしい病変が見つかった場合にその場で組織が採れること。一定頻度でがん化する恐れのあるポリープの切除も可能で、検診・診断・治療を兼ねた優れた検査法といえます。

※検査後は、1時間程度休みます。
※ポリープの生検・治療は、検査と同時に行う施設とそうでない施設があるので、事前に確認が必要です。また、検査説明についても、内視鏡検査中にその検査画像を医師と一緒に見ながら説明受けられるかどうかも施設により違いますので、検査予約時に合わせて確認しましょう。

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良性ポリープ(無症状):がんになる前に、内視鏡で切除することで、がんを予防できます   がん化したポリープ(無症状):内視鏡でギリギリ切除できるポリープ。これ以上進行すると外科手術が必要

step3:検査結果の説明

診察室に入り、撮影画像を見ながら、検査結果の説明を受けます。過去の検査も含め、異常が認められない場合には、次の検査は2〜3年後でもよいでしょう。検査後の食事は、「消化のよいものを腹八分目に」します。何らかの異常が見つかった場合には、必ず1年後に検査を受けてください。ポリープを切除した場合には、3日間は消化のよいものを食べて入浴を控え、2週間程度アルコール摂取を控えます。重いものを持つ、激しい運動をする、飛行機に搭乗することも避ける必要があります。 組織をとった場合には、病理結果の説明を受けるために、約2週間後に再び受診します。

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取材協力:ららぽーと横浜クリニック

※上記記事は、取材にご協力いただいた医療機関が実施している検査の流れです。大腸がん検診を提供するすべてのメニューに該当するわけではございません。ご了承ください。

大腸がん検診を開始したい年齢 40歳
大腸がん検診の受診頻度 1年に1回
ハイリスク群 三親等以内に大腸がん患者がいる、食事内容が高脂肪・低繊維質、座り仕事が長い、便秘、飲酒で顔が赤くなるのに大量に飲む、BMIが男性27以上・女性25以上 など

※なお、ハイリスク群に思い当たる場合は、上記の受診開始年齢に達していなくても、一度は受診することをおすすめします。

2009/01/15 更新

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