人間ドックの検査の流れを解説。人間ドックで早期発見・早期治療を。

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人間ドック(2日ドック)って何するの?|検査の流れ|1泊2日と手軽でありながら豊富な検査項目が魅力の「2日ドック」

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生活習慣病の予防やがんの早期発見などを目的とした、総合的な体の健康診断、人間ドック。今はだけでなくこれから先も健康に生きるために欠かせない、自己管理の一環ですよね。せっかくドックを受けるのですから、すみずみまで検査してもらいたい! でも忙しい毎日の中からどうやって時間をつくろう? そんな悩みが付きまとうのも、人間ドックの受診をためらわせている原因のひとつではないでしょうか。
今回ご紹介するのは「2日ドック」。手軽でありながら一般的な検査項目に、胃や腸の内視鏡検査、腹部超音波検査などをプラスした、中身の濃い充実した検診が受けられます。仕事や家事などで忙しく、何日も時間を取れない方におすすめの「1泊2日」を有効に使った人間ドックです。

人間ドック(2日ドック)の流れ

事前準備

予約後、受診当日の2〜3週間ほど前に自宅に届けられる検査キットには、2日ドックの案内、問診表、検便のための容器が入っています。問診表には、ふだんの生活や既往歴などについて記入します。気になる症状や医師への質問も併せて記入しておきます。受診当日の朝は、便を2種類の容器に入れて持っていきます(便採取は可能な限り当日の朝が望ましいのですが、どうしても無理な場合は前日でも問題ありません)。
受診前日の夕食は夜9時までにすませておきましょう。海藻類(わかめ、ひじきなど)、果物、トマト、きゅうり、繊維質の多い野菜類、豆類、きのこ類などの消化の悪い食べ物は控えるようにします。夜9時以降は水やお茶などの水分補給ならOK。当日朝5時以降は絶飲食の状態でいること。
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step1:問診<1日目>

問診表をもとに、既往歴・服用している薬、健康面で気になることなどを医師に話しましょう。また、上部消化管内視鏡(胃カメラ)か下部消化管内視鏡(大腸カメラ)のうち、選択した検査の内容や注意点についての説明がありますので、よく聞いておきましょう。
内視鏡検査では麻酔の使用が可能な場合もあります。ただし、気分が悪くなるなど、麻酔の影響による体調の悪化も考えられますので、医師からの十分な説明にもとづいて使用の有無を決めます。

step2:各検査

各検査が始まります。
【一般診察】…身長、体重、肥満度測定 など
【尿検査】
【血液検査】
【循環器系検査】…血圧測定、心電図(安静時・負荷) など
【呼吸器系検査】…胸部X線検査、肺機能検査 など
【消化器系検査】…腹部超音波検査、上・下部消化管内視鏡検査 など
朝から夕方にかけて、これらの検査スケジュールが組まれています。受診人数や設備機器の利用状況によって、検査の順番が入れ替わることもあります。
2日ドックでは、腹部超音波検査と、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)または下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることができます。腹部超音波では腹部臓器の動きを観察したり、内視鏡では胃や大腸の内壁にポリープや病変がないかをくわしく調べます。下部消化管内視鏡検査を受ける前は、早め(10:00頃)に下剤を服用して腸内を空にしておきます。
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ワンポイント

内視鏡検査の選び方ですが、定期的に人間ドックを受けている人であれば、前回は胃の内視鏡検査を受けたから今回は大腸の内視鏡検査を、というように選択することが望ましいといえます。
最近、胃もたれがするから…、おならの臭いが気になるので…、など特別な理由があって関連する内視鏡検査を希望するケースもあるでしょう。いずれにしても、予約の際に医療機関と相談しながら決めていきましょう。

step3:検査終了後の過ごし方

朝から続いた検診は、16:00前後には終了します。検温、血圧、脈拍などのチェックを行い、通常は翌日の検診に備えて宿泊室で体を休めることが基本になります。 夕食後から就寝までのあいだは運動や間食・飲酒は避けます。特に内視鏡検査でポリープを切除した人は、食事や入浴に制限がありますので、看護師の指示に従ってください。

ワンポイント

大腸内視鏡検査でポリープを切除した場合、人間ドック終了後も出血などに注意する必要があります。
1週間程度は運動や出張・旅行などを控え、食事も1〜2日目はおすましなどのさっぱりした汁物、茶碗蒸しやヨーグルトといった流動食をとるようにします。3〜4日目からは、うどんや五分がゆなどの消化のよいものをよく噛んで食べ、以後少しずつ日常の食事に戻していきます。
ドックを終えて帰宅する際に、食事制限などについて医師または看護師からきちんと説明を聞いておくようにしましょう。

step4:検査結果の説明<2日目>

起床したらまず、検温、血圧、脈拍などのチェックがあります(8:00頃)。ブドウ糖負荷試験に備え、朝食を抜いて空腹状態にしておきます。

step5:ブドウ糖負荷試験

ブドウ糖負荷試験を行うことで体内の血糖値の推移を見ることができ、糖尿病の診断に役立ちます。
試験前にまず採血・採尿をします。このときに正確な数値を測るため、空腹状態にしておきます。次に、ブドウ糖入り(75mg)の炭酸水(225ml)をすべて飲み干し、30分後・60分後・120分後の3回に分けて採血・採尿をします。この間、食べ物は口にできませんが、水やお茶などの水分は補給できます。
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step6:結果面接

1日目の各検査結果をもとに、医師と対面して画像を見ながら説明を受けます。もし何らかの症状や病気が見つかった場合は、今後の治療方針や処方について話し合います。それ以外にも質問や気になる点があれば、何でも医師に相談しましょう。
なお、数値などが詳細に記載されたすべての検査結果は、2〜3週間後に自宅に届けられます。
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step7:生活指導

もしかしてそう遠くない未来にかかるかもしれない、病気の予防や早期発見・早期治療のために、人間ドックを受ける意味があります。
医師はそのことを踏まえ、眼前の症状や病気のみをフォーカスして、ただ「治しましょう」と説明するだけではありません。食生活の改善や運動することの重要性などを通して、QOL(Quality Of Life:生活の質)を高めるための意識づくりの必要性を説いてくれます。この2日ドックで受けたアドバイスがきっかけで、日常生活の見直しをはかるよい機会になるのではないでしょうか。
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取材協力:聖路加国際病院

※上記記事は、取材にご協力いただいた医療機関が実施している検査の流れです。人間ドック(2日)を提供するすべての医療機関のメニューに該当するわけではありません。ご了承ください。

人間ドック受診を開始したい年齢 30歳
人間ドックの受診頻度 1年に1回
ハイリスク群 家族にがん経験者がいる、糖尿病・脳卒中・心臓病など生活習慣病の人 など

※なお、ハイリスク群に思い当たる場合は、上記の受診開始年齢に達していなくても、一度は受診することをおすすめします。

2009/01/15 更新

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