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国立がんセンター・がん対策情報センターの最新統計情報によると、2004年のがん死亡要因の第1位は肺がん、次いで胃がん、大腸がんでした。一方、がん患者の数(罹患率)のトップは胃がん、大腸がん、肺がんの順で、胃がんが相変わらず日本人の国民病であることが見て取れます。
胃がん対策の基本は、とにかく「早期発見・早期治療」。早期に手術できれば予後が極めて良い反面、手術ができないほど進行した場合は数%の生存率しか望めません。ところが診断に不可欠な「内視鏡検査」について、検査中に否応なく襲われる「オエッ」という感覚、それを我慢するときの息苦しさや苦痛などから苦にするあまり、検査を受けず放置してしまう例も少なくないとか。そこで、鼻から内視鏡を通し、苦痛を抑える「経鼻内視鏡検査」の流れをご紹介します。
夕食は消化のよいものを午後7時頃までに済ませ、それ以降は何も食べないようにしましょう。水分は就寝前まで適度に摂ってかまいません。
当日は、検査終了まで食事は一切摂れません。
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受付を済ませ検査室に移動し、消泡剤(白い液体で胃の中をきれいにします)を飲みます。
ここまでの手順は経口内視鏡検査と同じです。
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(1) | 鼻に血管収縮剤をスプレーします。これによって鼻の通りがスムーズになります(花粉症の点鼻薬などにも含まれているお薬です)。どちら側の鼻腔に内視鏡を通すかを決めます。 | |
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(2) | 5分後、内視鏡を通す方の鼻腔にゼリー状の局所麻酔薬を注入します。 | |
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(3) | 鼻腔に麻酔薬を塗ったやわらかいチューブをゆっくり入れて、奥まで局所麻酔を行います。最初は細いチューブで、次に内視鏡と同じ太さのチューブを挿入します。 | |
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(4) | チューブが無事に通ることを確認した後、内視鏡を挿入し、食道や胃、十二指腸など上部消化管を観察します。経鼻内視鏡検査のメリットは検査中にモニターを見ながら、医師と会話ができること。「あれ、ここ胃潰瘍が治った痕がある」「えー? ホントですか?」などとやり取りしながら、既往歴を確認していくことができます。一般検査は5〜15分前後で終了します。 | |
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検査終了後は外来診察室で、撮影した画像をモニターで確認しながら検査結果の説明を受けます。検査終了後1時間ほどは、飲食を控えてください。検査当日のアルコール摂取、入浴は避けましょう。シャワーは可能です。 |
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取材協力:駒崎医院
※上記記事は、取材にご協力いただいた医療機関が実施している検査の流れです。胃がん検診を提供するすべてのメニューに該当するわけではありません。ご了承ください。
| 胃がん検診を開始したい年齢 | 30歳 |
| 胃がん検診の受診頻度 | 1年に1回 |
| ハイリスク群 | 血縁者にがんにかかった人が多い、塩分を多く摂る、喫煙、野菜不足、ピロリ菌陽性者 など |
※なお、ハイリスク群に思い当たる場合は、上記の受診開始年齢に達していなくても、一度は受診することをおすすめします。
2009/01/15 更新
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