脳卒中などの脳の病気を人間ドックや検診で早期発見・早期治療。

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脳血管疾患とは


寝たきりや麻痺などの運動障害を招く脳血管の病気は脳ドックで予防しよう

脳血管疾患とは、脳血管が切れたり、詰まるなどの異常が生じて、脳の機能障害を起こした状態のことです。それらの障害によって急激に意識を失って倒れることを脳卒中といい、日本人の死亡原因の第3位となるほど、命の危険をともないます。言語に障害が残ったり、寝たきりになることもあります。

脳血管疾患の種類

脳血管疾患の主要なものとしては、以下のようなものがあります。

脳梗塞

脳の血管が詰まって血流が悪くなり、血液が行きわたらない部分の脳細胞が死んでしまう病気です。脳梗塞には、徐々に進行するラクナ梗塞(脳の内部の細い動脈が詰まった状態)、アテローム血栓性梗塞(脳内の大きな動脈の血管壁が動脈硬化で分厚くなり、血液の流れが悪くなった状態)、突発的に発症する心原性脳梗塞(心臓にできた血液のかたまりが脳の血管まで流れていって、脳動脈が詰まる病気)があります。

くも膜下出血

頭蓋骨の下の脳や脊髄の上の部分を包む、くも膜の動脈にできたこぶが破裂して出血する病気です。

脳出血

脳の細い動脈が破れて出血するもので、高血圧が原因の場合がほとんどです。

脳動脈瘤

脳動脈にできるふくらみで、主として動脈の分岐部に見られるこぶ状の動脈瘤と紡錘状にふくらむタイプがあります。こぶの大きさは数mmのものから数cmにおよぶ巨大動脈瘤までさまざまです。

脳腫瘍

脳腫瘍は、頭蓋内[ずがいない]に発生するあらゆる新生物を意味しています。人口10万人につき年間15人程度発生し、子どもからお年寄りまであらゆる年代に生じ、がんに近い悪性なものから、手術で摘出してしまえば完治する良性なものまでがあります。ほかのがんと同様に原因は不明です。

脳血管疾患を起こしやすい人

脳血管疾患のリスクは以下のとおりです。

  • 肥満
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 心臓病
  • 高尿酸症
  • 動脈硬化
  • 栄養不良(偏り)

脳血管疾患の症状

脳血管疾患は無自覚のまま進行するものがほとんどですが、一過性のものは突然以下のような症状を引き起こします。

  • 体の片側がしびれる
  • 片目が突然見えにくくなる
  • 茶碗や箸や手に持っていたものを突然落とす
  • 話をしているとボーッとなる
  • 話そうとするが言葉が出てこない
  • 相手の話が理解できない

脳血管疾患の原因と予防法

脳血管疾患を引き起こす原因となるのは次のようなことです。

  • 寒さや急激な温度変化
  • ストレス
  • 過労
  • 暴飲暴食
  • 喫煙
  • 不眠や睡眠不足
  • 緊張感が強く几帳面な性格
  • 運動不足
  • 職場や家庭環境の変化によるストレスや心労
  • 家族や親戚の人で脳血管疾患を起こした人がいる
脳血管疾患を予防するには、動脈硬化を防いで、脳の血管を血液がスムーズに流れるようにすることが大切です。そのためには、メタボリックシンドロームなどに注意して、血圧、血糖値、中性脂肪などが高くならないように、運動や食事に気をつけましょう。

脳血管疾患とは検査の項目

頭部CT 頭部にX線をあてて、断層画像を撮影し、脳内の血管の状態や腫瘍の有無などを調べる検査です
頭部MRI 脳梗塞や脳血管の異常の有無を確認したり、脳の萎縮の程度や大きさを調べます
頭部MRA MRIと同じ手法ですが、脳内の血管の様子をさらに詳細に調べ、血管の奇形や動脈瘤、狭窄などがあるかどうか調べる検査
頸部MRI 脊椎管などの頚部の狭窄の程度などを調べる検査です
頸部MRA 首の周囲にある血管の奇形や異常、梗塞の有無などを調べる検査です
ヘルカルCT(3次元CT血管造影) 脳にさまざまな角度からX線を当てて動脈瘤や血管の異常の大きさや場所をより詳しく調べる検査です
SPECT 頭の周りを専用のカメラが回って撮影することで、脳の血液量や血液の分布のようすを立体的に画像診断できます

2009/03/05 更新

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