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卵巣がん


月経不順が続く人は要注意、若い女性にも発症する卵巣がん

卵巣がんは日本で年間約8000人がかかるがんで、25年の間に患者の数が約3倍に増えています。良性の卵巣がんについては定期検診による早期発見や抗がん剤の投与により、治癒がしやすく、死亡者数は1950年代に比べて減少しました。一方、近年の高脂肪食化や妊娠・出産回数の減少などによって悪性の卵巣がんは増加の傾向にあり、欧米型に近づいています。卵巣がんの約半数は3〜4期の進行がんで発見され、その場合5年生存率20〜30%、10年生存率10%ですから、子宮がんに比べて予後がよくありません。

卵巣がんの病期(ステージ)

卵巣がんは卵巣の表層上皮に突然発生するものが多く、更年期前後の発症がピークですが、それよりも若い世代にも起きるがんです。

1期 がんが卵巣内の片側にとどまっているのが1a期で、両側に発生するのが1b期
2期 がんが卵巣から骨盤にまで達し、子宮、卵管、その他の骨盤組織に転移が見られるもの
3期 がんが腹腔内にまで広がり、後腹膜や鼠径リンパ節への転移が見られるもの
4期 がんが腹腔の外にまで転移し、腹水のみでなく胸水なども溜まったもの

卵巣がんの種類

上皮性卵巣腫瘍

卵巣腫瘍の中で最も多い腫瘍で、卵巣の表面にできます。腫瘍の中に水様液や粘液が入っているものは良性で、組織などが詰まったものは悪性と診断されます。

胚細胞腫瘍

卵巣の中にある胚にできる腫瘍です。胚は成長すれば胎児になる細胞で、その中に毛髪や歯などが生えていることもあります。一般的に若年層に多く発生し、良性のことがほとんどです。

性索間質性腫瘍

胚細胞や卵胞の上皮や卵胞の外側の性腺間質というところにできる腫瘍で、腫瘍の中が粘液や水様液であれば良性、組織であれば悪性と診断されます。

悪性卵巣胚細胞腫瘍

卵巣の胚細胞にできる腫瘍のうち、悪性のものです。10〜20代の若い女性の罹患がみられますが、卵巣がんの中では珍しいがんで全体の6〜8%程度です。

卵巣がんの症状

初期は無症状ですが、がんが大きくなるとお腹の張りやがんによる腹部の隆起、下腹部痛や性器の不正出血がみられたり、腹水や胸水が溜まったりします。

  • 腹部膨満感
  • お腹の張りや出っ張り
  • お腹のしこりやこぶ
  • 性器の不正出血
  • 下腹部痛
  • 腹水、胸水の発生
  • 頻尿
  • 便秘
  • 膀胱や大腸への圧迫感

卵巣がんの原因と予防法

子宮体がんの原因と似ており、肥満、高血圧、家族歴、早期閉経、不妊、未婚、長期にわたる月経異常、高脂肪食、喫煙などが考えられます。
予防法は、肥満予防、禁煙、ホルモンバランスを整えるような生活習慣を心がけることです。初期には自覚症状を感じにくいので、発見された時には進行がんであることが多いのです。定期的に検診を受けたり、月経異常が長期化する場合は医師に相談しましょう。

卵巣がんになりやすい人

卵巣がんになりやすい人の特徴は次のとおりです。卵巣がんとの関連が示唆されている子宮内膜症の診断を受けた人も十分注意しましょう。

  • タバコを吸う人
  • 不妊、未婚の人
  • 早期に閉経した人
  • 月経異常が長期にわたって続く人
  • 肥満、高血圧、糖尿病の人
  • 親戚に卵巣がんになった人がいる人

卵巣がん検査の項目

卵巣は体の中心部分にあり、外側からがんを見つけることが難しいので、体の内部を見るための画像診断が必要です。

経膣超音波(経膣エコー) ブローブを膣内に挿入して膣内部や子宮、卵巣のようすを調べます。腹部超音波よりも、ガスや脂肪の妨げがない分、画像が鮮明で、より詳しく調べることができます
腹部CT X線照射によって卵巣周辺の画像を診断する検査で、がんの大きさや転移のようすなどを調べます
腹部MRI 微弱な磁気を当てて卵巣周辺を画像診断する方法。主にがんの性質を調べるのに用います
腫瘍マーカー(血液検査) CA125、CA15-3、CA19-9など

2009/03/05 更新

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