有森裕子さんからの人間ドック・検診に関するあなたへのメッセージ。人間ドックや検診で早期発見・早期治療を。

人間ドックのここカラダ > あなたへのメッセージ > 有森裕子さん

あなたへのメッセージ|「しこりぐらいは自分で見つける」この意気込みで健康管理を万全に

写真

今回お話を伺ったのは|有森裕子さん(ありもり・ゆうこ)さん

1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業して、(株)リクルート入社。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』で、プロマラソンランナーを引退。1998年NPO「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」設立、取締役就任。現在、国際陸連(IAAF)女性委員、日本陸連理事、国連人口基金親善大使、ほか。米国コロラド州ボルダー在住。
オフィシャルブログ有森裕子のanimo!日記

2007年の東京マラソンを最後に、選手生活にピリオドを打ち、現在はカンボジアの子供たちに義手義足を贈るなどの自立支援活動や、スポーツを通じての健康推進活動や講演会などに積極的に取り組む有森裕子さん。「引退後はまったく走っていないけれど、太るどころか中性脂肪も減り、健康そのもの」という有森さんの健康維持の秘訣について伺いました。

40歳になったので人間ドック、受診しようと思います。

写真

しばらく忙しくて、人間ドックを受けていなかったので、40歳を過ぎた区切りとして、ぜひ受診してみようと思っています。特に乳がんや子宮がんなどの検査は定期的に受けるべき年齢ですからね。
選手時代には経験したことがなかった片頭痛も時々あるので脳ドック、選手時代に時々感じていた不整脈も調べたいので心臓ドックも受けてみたいです。
2007年引退してからは、マラソンや筋トレなどもしていないのですが、体重も特に増えませんし、脂肪を多く摂らなくなったので、逆に中性脂肪は減って、血液検査の結果では、肝機能も正常でした。
選手時代から血液検査は頻繁に行っていました。何かトラブルが発生してから対処するのでは競技選手として失格ですから、血液検査の数値を毎回しっかり記憶して、何か変化があったらその原因を探してすぐ食生活やトレーニング法を変えてみたりするんです。もちろんお医者さんに相談して意見を聞くこともありました。私は高校時代から貧血症だったので、ヘモグロビン濃度やヘマトクリットなどの数値は必ずチェックして、食事や運動量に注意していましたね。

病気を治すのは自分。健康管理を人任せにせず、自分で情報収集。

写真

選手時代から変わらず、私は自分の体調の変化に敏感なんです。大学時代は「スポーツトレーナー」という仕事に興味があり、活躍している先輩トレーナーや鍼灸の先生、お医者さんの話を聞くのも楽しかったです。その中でも印象に残っているのが、「病気を治すのは自分、医師はそれを手伝うサポーター」という言葉でした。病院に行けば病気の原因がわかり、病気がすぐに治るものだと思い、つい頼りきってしまいがちだけど、やはり自分の体を一番よく知っているのは自分自身。健康管理を人任せにしないで、自分で積極的に情報収集したり、勉強したりするべきだと思うのです。
私の健康法は、鏡で全身をチェックすることです。女性って、顔はメイクの時など頻繁に鏡でチェックするのに、全身をくまなく見ることってあまりないですよね。でも、一人の時は恥ずかしがらずに、部屋で裸に近い状態で全身を鏡に映すと、体のゆがみや脂肪のつきかたなど、普段気づかない変化に気づくこともあります。
実はこの方法で、ある日お腹にしこりを見つけて、心配になって病院に行ったんですよ。幸いまったく異常はなかったのですが、「しこりぐらいは自分で見つけよう」という意気込みで毎日チェックしています。自分の体をいたわって、大切にしてあげることはすごく大切だと思います。

10年後の自分にいい結果を招く生活習慣が大事ですね

私は、両脚とも股関節脱臼で生まれてきたのですが、母が栄養士の資格をもっていて、カルシウムやたんぱく質など栄養バランスを考えた料理を小さい頃から食べさせてくれました。特に旬の素材を生かしたものや魚料理が多かったですね。そのおかげで好き嫌いがなくなったし、人よりも早く走ることができるようになりました。骨はマラソン選手とは思えないほど密度が高くて丈夫だと、お医者さんにほめられました。
健康って10年後を考えておかなければいけないと思うんです。今食べているものや生活習慣が、10年後の自分にどう跳ね返ってくるのか、それを想像しながら食べるものや運動のメニューを考えると、自然に体の声が聞こえてきて、体が欲しがっている栄養や必要としている量がわかります。体の声を無視してインスタント食品や極端なダイエット、自分に合わない運動をしても、10年後の自分にいい結果を招くことはできないですよね。私自身、外食が多いのですが、レストランに行っても、自分の好みで料理を選ぶのではなくて、体にいいかどうかで選ぶようにしています。

カンボジアの子供たちと触れ合って無限の可能性と生命力を再認識

写真

マラソンという自分を極限まで追い込んで行う競技を選び、その道を走り続け、今は地雷を踏んで手足を失ったカンボジアの子供たちに、義手義足作製など、対人地雷被災者自立支援活動を行っていますが、それらの経験を通じて、人間の無限の可能性と、計り知れない生命力の強さに驚かされます。どんな過酷な状況でも生きていこうという前向きなメンタリティさえあれば人間は頑張れるのです。そんな無限の可能性をもつ私たちの人生を無駄にしないためにも、自分の体と向き合って、健康を維持していきたいと思っています。

取材・文/宇山恵子
2009/01/15 更新

人間ドックを探す

受けたい検査をチェック!

  •  安静時心電図
  •  運動負荷心電図
  •  骨密度検査
  •  法定健診
チェックした検査が含まれるコースを探す

※予約の際は、ご希望の検査が含まれているか必ずご確認ください。

「あなたへのメッセージ」TOPページへ

人間ドックのここカラダ > あなたへのメッセージ > 有森裕子さん