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脳ドックの対象年齢 何歳から、何年ごとに受けるべき?

脳の病気の中には、歳を重ねるにつれて患者の数が増えるものがあります。では、脳ドックは何歳ぐらいから、何年ごとに受けるべきでしょうか? 症状が進行して手遅れにならないためにも、検査の周期をある程度長期的に考えておくべきでしょう。

脳ドックの対象年齢 何歳から、何年ごとに受けるべき?

目次

  1. 脳ドックの受診は30歳から
  2. 生活習慣病やガンになったら、脳ドックを受けよう
  3. 人間ドックと脳ドックはセットで受診したい

脳ドックの受診は30歳から

30歳を超えたら、脳ドックを受診すべきでしょう。その理由は脳の病気のうち、血管が原因となる脳卒中の罹患率が、30代から徐々に高くなるからです。

脳卒中の大きな原因となっているのが血管の狭窄と老化です。血中を流れるコレステロールや中性脂肪、尿酸などは、歳を追うごとに血管の内膜を厚くしていきます。さらに、血圧が上がったり、タバコを吸うことは、動脈瘤や動脈硬化といった血管の老化に繋がります。このため、生活習慣病の患者ほど、脳卒中のリスクは高くなります。30歳を超えたら健康診断の結果を見つつ、脳ドックを受けるべきかを検討してみてはいかがでしょうか?

なお、脳の深い場所での出血は動脈硬化を、浅い場所での出血は血管の老化や認知症を反映するといわれています。検査で出血が見つかった場合には、これらの病気のリスクが高まっていると言えるでしょう。

生活習慣病やガンになったら、脳ドックを受けよう

30代のまだ半ばのうちで、脳の病気が見つからないうちであれば、脳ドックを受ける周期は2~3年に1度ぐらいで問題ないでしょう。ただし、人間ドックの検査などで以下の3つの症状が見つかった場合には、脳ドックを受けるペースを速める必要があります。

(1)過去の脳ドックで腫瘍や血管の狭窄などが見つかった場合
程度によって保険診療に切り替える必要があります。また、症状が浅い場合でも、その進行状況を確認するために、半年から1年に1度の検診が望まれます。
(2)健康診断でコレステロールや尿酸の値が増えた場合
脳梗塞のリスクが高まります。さらに、血圧の上昇があった場合は、脳出血の危険性も疑うべきでしょう。
(3)体のどこかにガンが見つかった場合
ガンの中には脳に転移するものもあるため、手術後には定期的に人間ドックや脳ドックに通うべきでしょう。ただし、早期胃がんや前立腺がんなど、脳に転移しにくいガンもあります。
その他、脳の病気は認知症、歩行障害、高次機能障害といった様々な症状を引き起こします。身の回りの方などの行動に不自然なものを感じたら、それは脳の病気が原因かもしれません。病院に行くことを考えているなら、その選択肢の一つとして脳ドックを受けるのも良いでしょう。

人間ドックと脳ドックはセットで受診したい

人間ドックと脳ドックは同時に受けるとよいでしょう。これにより、脳の病気の原因を多角的に調べられることがあります。例えば、脳の血管に狭窄が出ている方が、糖尿病や痛風などを患っている場合には、生活習慣を含めた指導を行ったり、投薬治療を進めることができるわけです。

なお、脳ドックとして提供されるメニューの中には、血液検査といった人間ドックの基本的な検査が受けられるものがあります。一方で人間ドックの各施設が提供しているメニューの中にも、脳ドックの検査項目を含むものがあります。脳に焦点をあてるなら脳ドックを、広く病気の可能性を発見したいなら人間ドックを選ぶと良いでしょう。

本記事は、医学的見地に基づく一般的内容を記載しておりますが、すべての方に当てはまることを保証するものではありません。体調の異変や気になる症状については、早めに適切な医療機関にご相談ください。

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監修ドクター


聖路加国際病院
脳神経外科部長 篠田 正樹

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