地域検診の受診年齢

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人間ドック・健康診断・がん検診の基礎知識  編

質問 乳がん検診を受けたいと思っていますが、市役所のがん検診の対象年齢を見ると、あと6年あります。これは、まだ受診する必要がない、ということですか?

お答えします

地域のがん検診は、公費を用いるもの。ハイリスクなどに応じて選択を

胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん検診の受診年齢については、厚生労働省からの指針があります。それによると、子宮頸がん検診については20歳以上に、そのほかの4つのがんについては40歳以上になっています。
子宮頸がんは性交を経験したすべての女性にリスクがあるため、20歳以上とされています。そのほかの4つのがん検診がなぜ40歳以上かというと、一般にがんの発症確率は年齢の4乗に比例します。
例えば60歳の人は30歳の人と比べて、年齢は2倍だけれど、がん発症の確率は16倍です。
年齢はがん発症確率に対して決定的に大きな要因です。そのため、がん検診を受ける負担と、がん検診を受けることによるベネフィット(利益)とのバランスをとって、厚生労働省から「公的資金(税金)を用いた検診の対象者は40歳以上」という指針が出ているのです。
ですから、個人で経済的な負担をして、小さな確率であってもがんで命を落とす危険性を排除したいということであれば、自治体が実施するがん検診の年齢に達していなくても、各がんのハイリスクに応じて人間ドックなどを受けるという選択肢はあり得ますね。

愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部 部長
田中英夫(たなか・ひでお)
2009/05/14 更新

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