脳ドックで何がわかる?

人間ドックのここカラダ > 脳ドック・検査の予約 > 脳ドックで何がわかる?

人間ドック・検診|気になるあれこれQ&A


人間ドック・健康診断・がん検診の基礎知識  編

質問 脳ドックを受けたら、どんな病気がみつかるのですか。脳の異常はドックを受けなければいけないほど多いのでしょうか

お答えします

受診すればこんな病気がわかります

私どもの調査では、脳ドックを受けた約5千人の成人(平均年齢55〜60歳)のうち、頭部MRIでは3分の1近くの人に、頭部MRAでは平均8%の人になんらかの異常が見つかっています。しかしその異常は気にしなくても良いものも含まれます。
よく見つかる異常には、日本人では次のようなものがあります。


自覚症状がない“かくれ脳梗塞”

受診者の約5〜10%にみられた異常です。 本人も家族も気づかないうちに、脳の普段あまり働いていない部分にできた梗塞です。特に血圧が高い人は、この梗塞が見つかる頻度が高くなっています。 かくれ脳梗塞を放っておくと、将来認知症になったり、本当の脳梗塞になる確率が、ない人に比べ高くなるといわれています。


破裂していない脳動脈のこぶ(動脈瘤)

受診者の4〜5%に見られました。 くも膜下出血を起こした家族がいる場合は、確率が高くなります。大きな動脈瘤は放っておくと破裂して、くも膜下出血を起こす可能性があります。


脳の血流障害(白質病変)

高齢になると脳の血管にも動脈硬化が起こりやすくなります。そのために脳室の近くや脳の深い部分に血流障害が起こり、脳の組織が多少変化します。大体13〜20%くらいの人にみられますが、これも将来の警戒警報と考えてよいでしょう。


そのほか

5〜8%の人に、軽い物忘れや首の血管の動脈硬化が見つかることがあります。まれに、脳腫瘍や血管の奇形などが見つかることもあります。

国家公務員共済組合連合会 立川病院院長 東海大学名誉教授
篠原 幸人(しのはら・ゆきと)
(保健同人社「暮らしと健康」2009年1月号より加筆修正)
2009/06/11 更新

脳ドックを探す

受けたい検査をチェック!

  •  頭部MRI
  •  頭部MRA
  •  頭部CT
  •  頸動脈エコー(超音波)
チェックした検査が含まれるコースを探す

※予約の際は、ご希望の検査が含まれているか必ずご確認ください。

関連記事

「人間ドック・検診Q&A」TOPページへ

人間ドックのここカラダ > 脳ドック・検査の予約 > 脳ドックで何がわかる?