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人間ドック・検診|気になるあれこれQ&A


効果的な受診とするコツ  編

質問 毎年、欠かさず人間ドックを受けるようにしています。特に数値にも問題ないし、人間ドックは全身を見てくれるので信頼しています。それでもオプションは必要なのでしょうか

お答えします

人間ドックに100%を期待しない

「人間ドックさえ受けていれば安心だ」と考える人もいますが、それは間違い。人間ドックとて万全ではないのです。
例えば、標準的な人間ドックでは、脳の検査は行いません。
目の検査では、近視や緑内障は検査できますが、老眼や乱視は検査しません。
また、腹部超音波で肝臓や胆のう、すい臓などの異常を調べますが、すい臓は体の奥深くにあるために、たとえがんが発生していても超音波では発見できないこともあります。
2万種類以上もある病気をすべて人間ドックで発見、診断することは不可能です。生活習慣病や各種がんの内、人間ドックで発見、診断が可能なのは、標準的な1日ドックで60%ぐらい、オプション(別料金による追加検査)などを付けてもせいぜい80%ぐらいです。なお、職場の一般健康診断では40%ぐらいを見つけると思ってください。
お金を掛ければ発見する病気の数を増やすこともできますが、そうやって微細な異常を発見することが、本当に健康維持に必要かどうかは、わかりません。むしろ、60〜80%の検査の中に、健康を維持するために重要な検査が入っていることが多いのです。
では、60%ぐらいの人間ドックを、70%、80%に上げるには、どんなオプションを付けたらよいでしょうか。
例えば50歳代女性の場合は、1日ドックに加えて、


●乳房の検診(主に乳がんの発見) : 触診、マンモグラフィ検査
●女性(婦人科)検診(主に子宮がん、卵巣がんなどの発見) : 内診、細胞診、経腟超音波検査
●大腸の検査(女性のがん死因の第一位である大腸がんの発見) : 便検査などで「陽性」と疑われたら、大腸内視鏡検査や注腸バリウム検査などを受ける
●骨量の検査(骨粗しょう症の発見) : 骨密度の測定


などのオプションを加えておくと安心です。
脳卒中や心筋にかかった家族がいる人は「脳ドック」や「心臓ドック」、前立腺がんにかかった家族がいる人は「前立腺腫瘍マーカー PSA」、血糖値が高めの人や肥満の人は「糖尿病ドック」、喫煙する人は「肺がんドック」を加えるなど、自分の家族歴や体質、生活習慣から気になる部位の専門ドックを付けておくと、さらに安心です。

東京慈恵会医科大学附属病院 新橋健診センター所長
和田 高士(わだ・たかし)
(保健同人社「暮らしと健康」2009年1月号より加筆修正)
2009/06/11 更新

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