人間ドックはランチで選ぶ?

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人間ドック・検診|気になるあれこれQ&A


施設・検査の選び方  編

質問 どこで人間ドックを受けても毎年の結果が同じなので、昼食のおいしい施設を選んでいます。こんな選び方でも問題ないでしょうか。

お答えします

見かけのサービスは人間ドックの質とは正比例しない

一般の人は「どこの人間ドックで検査を受けても結果は同じ」と思い込んでいる人が意外に多いものです。そのため、人間ドックを選ぶ際には、「検査後の昼食がおいしいから」とか「待合室の調度品が豪華だから」とか「ナースが美人だから」といった見かけのサービスだけで選んでしまうことがよくあります。
しかし、人間ドックの経営者の中には、このような先入観をうまく利用して必要なサービス(検査機器のメンテナンスなど)を怠り、見かけだけのサービスを充実させて受診者を増やそうとする施設もあるため、あまりにも過剰なサービスには注意が必要です。サービスの内容がよいからといって、それが人間ドックの本来の質と正比例するとはかぎりません。
この原則は「高価であればあるほど、その質もよい」という思い込みにも当てはまります。そもそも人間ドックは自由診療なので、施設ごとに価格が違います。地域によっても異なり、半日ドックで4万円前後、1泊2日ドックで5万円前後が最多価格帯のようです。なかには半日ドックで10万円、1泊2日ドックで20万円もする施設もあります。
確かに一定の水準を維持するには経費がかかることも間違いではありません。経費をけちったばかりに検査レベルが落ちてしまったというのは、この業界ではよく耳にする話です。価格が自由に設定できる人間ドックをうまく運営すれば、より多くの利益を生み出すことが可能です。そうして得た利益を、母体病院の赤字補填に充てる施設も決して少なくありません。
このような事実があることを考えると、高くても安心できないし、かといって安いからと喜んでもいられません。相場より大幅に価格が安い施設も“薄利多売”の精神で運営費をかなり切り詰めているおそれがあるからです。

東京地下鉄株式会社健康支援センター 所長
鷲崎 誠(わしざき・まこと)
2009/01/15 更新

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