男性のヒトパピローマウイルス感染

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リスク  編

質問 子宮頸がんの原因は、性交渉の相手からのヒトパピローマウイルスへの感染だそうですが、男性が感染すると前立腺がんになったりするのでしょうか?

お答えします

病気の予防や早期発見の目的で実施される

ヒトパピローマウイルスは男性が感染しても、ほとんど病気にはなりません。前立腺がんとの関係も認められていませんね。
ヒトパピローマウイルスのワクチンというのがアメリカでは実用化されていて、日本でも有効性のトライアルが始まっています。アメリカでは思春期を迎える小学校高学年の女子にワクチンを接種しています。つまりセックスを始める前に免疫を持たせるということです。女性への感染を防ぐために、男性にワクチンを接種したらどうかという議論もありますが、今の段階では、日本で実施されることはなさそうです。
また、ヒトパピローマウイルスは菌ではないので、胃がんの原因であるヘリコバクターピロリ菌のように駆除することはできません。ただし感染しても子宮頸がんを発症する人はごく一部です。他方、現在の子宮頸がん検診はがん検診の中で最も早期発見による死亡予防効果の大きいがん検診です。2年に1度は子宮頸がん検診を受けて、がんの早期発見に努めましょう。

愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部 部長
田中英夫(たなか・ひでお)
2009/05/14 更新

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